release

little moa / Good evening

RYECD167

ABOUT

岡田紫苑のソロ・プロジェクト名義”little moa”を発展させ、5MBS、KANNAの2人を加えた3人組。岡田紫苑は、山本精一と岡田徹のユニット、ya-to-iの1stアルバム『The Essence of Pop-self』に参加し、ヴォーカリストとしてデビュー。2005年よりlittle moa名義での活動を始め、ムーンライダーズ「Vintage Wine Spilit, and Roses」や、『イヴの時間』で知られる吉浦康裕監督作『ペイル・コクーン』の挿入歌「蒼い繭」、岡田徹「幸せの場所」(作詞:原田知世)などにヴォーカルとして参加。2009年より、キーボード/プログラミングを担当する5MBS、ユーフォニウムのKANNAと共に3人編成での活動を開始。2012年にデビュー・アルバムとなる本作をリリースし、2014年には、角田光代原作 × 吉田大八監督 × 宮沢りえ主演の映画「紙の月」の音楽を担当し、大きな話題を集める。


TRACKS

  • 1. Promenade
  • 2. When the wind blows again
  • 3. Permanent daylight
  • 4. Ballet
  • 5. 5minutes before sunset
  • 6. Light
  • 7. 2.3


  • 『Good evening』リリースに寄せて

    届きそうで届かない距離。YESとNOの間。夕暮れから夜、夜の闇から朝へと色を変えていく地平線のグラデーション……僕らの日常は、曖昧さや表裏のない感情の波に満ちている。時に切ない記憶をいとおしく思ったり、幸せになればなるほど怖くて不安になったり。割り切れない感情の狭間を生きているからこそ、日常はドラマに満ちているのだ。

    little moaの音楽は、そんな曖昧な僕らの感情をそっと逆撫でするようにかき乱してくれる。だから、little moaの音楽はとても人間っぽいし、人懐っこい。打ち込みのリズムと無機質なプログラミング音によるトラックとアレンジは感情を抑制するようにストイックだが、その上で転がるようにやわらかく歌われる岡田紫苑のヴォーカルとのびやかなメロディ、ふくよかでまるみを帯びたユーフォニウムの響きは、だからこそ、とても味わい深く、あたたかい。エレクトロとポップとアンビエントとフォークのちょうどいい温度を絶妙に突いている。

    夕暮れの家路の途中でどこからともなく漂ってきた味噌汁の匂いに癒される記憶とか、キャンドルの光と甘いアルコールにまどろみながら急に感じた切なさとか、ミッドナイトの暗闇から立ち上るわずかな背徳感とか、夜が終わってまた新しい朝がやってくる時の残念さとか。little moaが『Good evening』で描くのは、夕暮れから朝焼けまでの濃密な時間の中で揺れ動く切なくも優しい孤独のドラマだ。ひとりきりの手持無沙汰な夜、懐かしい親友に会うように、優しい家族を思い出すように、愛しい恋人に抱かれるように、little moaの音楽に浸ってみてください。
    (寺田宏幸/MUSICA)


    SOUNDCLOUD



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2,057円 (税152 円)
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